【会員インタビュー】新井 重男氏 ■氏  名:新井 重男
■ふりがな:あらい しげお
■会 社 名:㈱夢工芸染の新井
■事業内容 :日本の伝統的染色法・友禅、婚礼貸衣裳、リフォーム着物
■事業所:東京都足立区西新井6-46-8こだわり路線で行く”嘘のない商売と人生を”昭和45年、呉服問屋の修業を終え呉服商を開業しました。最初は足立区竹ノ塚の一室からのスタートです。次に谷在家に店舗を構え、現在は西新井に移転し営業しています。昭和62年から、きもの・染帯の友禅師による創作を始めました。お客様は都内から近県まで広範囲に広がっています。

当店の特徴は、制作から販売までの一貫した商売。お客様の注文に応じた物づくりと職人の創作の普及をお客様とのコミュニケーションを基礎に展開しています。
当店は、オリジナルを欲しがるお客様から支持されており、お客様は、きもの好きで商品にうるさい人が多いです。オーダーは、手間、暇のかかる仕事です。図案の打合せ、生地の手配など一反制作するのに平均2、3ヶ月はかかりますが、心を込めて作ったものが、その価値のわかる人に渡ってこそ冥利に尽きることだと思います。
目利きのお客様が少しづつ集まり、厳しい批評家となるのは職人にとっては最良の環境です。

お客様と職人の密着した商売をより発展しようと実現したのが「恋瀬山荘」です。「恋瀬山荘」は、茨城県の八郷盆地を眺める吾国山に建てた山荘で、「お客様にゆっくり遊んでもらいたい。」と都会では味わえない生活のひと時を楽しんでもらうためのスペースとして作りました。隣近くには尊敬する日本画家の小林恒岳氏(新興美術院)のアトリエがあり、自然と戯れ、そして一流画家との出会いもあり、山荘へ行った人たちは大変喜ばれます。

少しでも良い商品作りと本当のコトを伝えていくことがこのお店の思いです。他にはないオリジナル商品と、恋瀬山荘の自然と親しむ空間サービスでお客様に満足をご提供致します。
これからも創業時の純粋な精神を忘れず、少しでもお客様のご要望にお応えできる様、努力してまいります。